昨日200万ゴールドだったものを今日300万ゴールドで出品する

旅人バザーの値付けも錬金職人の腕の見せ所の一つとも言えるのではないでしょうか。

多数出品され、そこそこ売れている商材は同じ錬金から多少値下げして最安値をつけるケースが多いかと思います。

あまりにも同じ商品が多く、捨て値で出品されている場合、未錬金や素材の値段が安定している、装備の需要自体は今後も見込まれるなどの条件が揃えば出品を控えて相場がいい時に売るのが正解のときもあるでしょう。

では昨日まではあったはずの商品が、今日はバザーにならんでいなかったら? どんな値付けをすればいいでしょうか?

そんなケースがつい先日ありました。賢哲上の攻撃魔力錬金の成功埋めが一つも出品されてなかったのです。(大成功品や失敗混じりはありました)

過去の相場にもとづいて値付けをするというのも一つの方法です。実際素材や未練金の値段に変化がなければ、だいたい似たような相場に落ち着くものです。

ですが私の経験上一つのことが言えます。

『多くの買い手は過去の相場を知らない』

欲しくなったら相場を見て、最安値を買うケースが多いのです。

あるいは、他の装備などと比較して妥当だと思ったら買うのです。

今回の賢哲の攻撃魔力埋めのケースも、現在は200万前半ですが、枯れていた時は300万近くで売れました。

これはクルーガーの攻撃魔力錬金埋めがそれくらいの値段なのも影響しているのかもしれません。過去の相場を知らない買い手にとって、近い装備は判断基準の一つになるかと思います。

もちろん高すぎれば商品は売れず、下手をすれば高値で売れると思って乗り込んでくる人を招き、値下げ競争に陥るケースもあります。

ですがバザーの値付けの考え方の一つとして、多くの買い手は過去の相場を知らないことは頭の片隅に留めておいて損はないかと思います。