商材の探し方の一例
錬金職人=商材探し、商材選び職人だと私は思っています。
錬金自体、すなわちルーレットにも小技やテクニック(この記事のような )はありますが、そこで大きな差がつくことは少ないです。
大きな差がつくのは、どの装備になんの錬金をつけるか。
☆3に3つ錬金をつけるケースでも、1個あたり平均利益50万Gが1,2日程度でコンスタントに売れる商材もあれば、平均利益10万程度、値下げ合戦に入れば下手すればマイナス、といった商材もあります。
さて、そんな商材ですが、どうやって探せばいいのでしょうか?
今回は効率がいい商材を探すヒントを紹介したいと思います。
私としては効率のいい商材=時給のいい商材となるわけですが、錬金職人の時給はざっくり
利益/売るまでにかけた時間
で計算できます。そして
利益=(商品の売値)-(未錬金装備、素材、職人道具の値段、手数料)
とも表せます。
この内、売るまでにかけた時間については短くするのに限界があります。
例えば錬金自体にかかる時間は、上級錬金を3つつけようが、初級錬金を3つつけようが、大体3分ぐらいかかります。
一番時間がかからないであろう、パル狙い1回のみの錬金でも、未錬金装備を買って、錬金して、出品するのに2~3分程度はかかります。
4~6分ほどかかるであろう上級錬金3つとの差は2倍~3倍ほどにしかなりません。
それに対し、売値と原価は数千ゴールドから数百万、数千万、数億ゴールドまでそれこそ千差万別です。
そのような状況で効率のよい商材とはどのようなものになるでしょうか?
売るまでにかける時間を短くするのに限界がある以上、売値が高い商品を選ぶのがいい商材であることの最低条件になるのです。
例えばとある原価数万程度の装備の体下の毒ガードが50万程度で売れて、ハズレパルや失敗、大成功等でも原価より数万~十数万ゴールド高く売れる、といった状況だったとしましょう。
この時点で、この装備で1装備あたり50万ゴールド以上の利益を出すのは不可能になります。毒ガードがつく確率を考えると、おそらく1個あたりの利益は10数万ゴールドになればいい方ではないでしょうか。
似たような話になりますが、利益「率」がよい商品であっても、売値が安ければ効率のよい商材とは限りません。
例えば原価100万Gの☆3装備に3つ錬金をつけて、その平均売値(手数料引き後)が150万Gの商材は原価の50%ほど利益がでています。
それに対し、原価300万Gの☆3装備に同じく3つ錬金をつけて、その平均売値(手数料引き後)が360万Gの商材は原価の20%の利益しかありません。
効率で言えば前者の方が良さそうにも思えます。
ですが、時間単位の利益で見れば、前者は1個50万G、後者は1個60万Gと後者の方が効率的だったりするのです。
つまるところ、原価が安い商品で商材を探すよりも、原価が高い商品の中で商材を探す方が効率のよい商材に出会いやすいのです。
ただしこれは失敗に耐えられるゴールドを持っていることが前提です。
原価100万Gと原価300万Gの例では、手持ちのゴールドが500万ゴールド程度であれば、原価300万ゴールドの方はなかなか手出ししにくいかと思います。
これが錬金職人には金がかかる、というか金を持っている錬金職人の方が稼ぎやすい理由となります。この辺、お金を持っていない労働者より、お金を持っている資産家のほうがお金を稼ぎやすいという現実を思い出させてちょっと複雑な気持ちになれます。
ちなみに効率の追求、原価と売値の高いものの追求といっても、最新装備の☆3に上級埋めより高い原価と売値をもつ商材はないんじゃない? って人もいるかと思います。実はそれ以上もあるんです。
最新装備☆3上級埋め・耐性ハイブリ
→最新装備☆3の+1(属性耐性14%)にパルブッパ
→最新装備☆3+2(属性耐性28%)にパルブッパ
などなど。
以前紹介したテンの日特需 などでもそうですが、いかに他の人が思いつかない商材にたどり着くか。これが錬金職人、いや、商材選び職人の一番エキサイティングなところだと私は思っています。